「原爆が落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだ、という頭の整理で今、しょうがないな、という風に思っている」(『朝日新聞』2007年7月1日付)という久間防衛相の麗澤大学での講演(6月30日)での発言について、久間氏は7月1日「説明の仕方がまずかったのではないかという気がする」と陳謝した。7月3日には、参院選を前に、それでなくても形勢不利な与党の足をひっぱったと、与党内からの批判を受けて、防衛相を引責辞任した。 日本のジャーナリズムで働いている政治記者は、一般的傾向として、「政治論議」よりも「政局論議」を好む傾向があるので、久間発言の内容についての論議よりも、久間発言で自民票がどのくらい減るか、それが安部政権の先行きにどの程度の深刻な影響を与えるか、などについての政局報道にふけることになるのだろう。厚生労働相だった柳沢氏の「子どもを産む機械」発言報道のパ
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