自治体首長初となる「育児休暇」を取ると発表し、会見する成沢広修区長=東京都文京区で2010年3月11日午後0時8分、梅田麻衣子撮影 東京都文京区の成沢広修(なりさわ・ひろのぶ)区長(44)は11日、第1子誕生を受け、4月に育児休暇を取ることを公表した。区役所で会見し、「率先して育休を取ることで、キャリアロスはないことが示せる」と育休制度への理解拡大につなげる考えを示した。これに先立ち、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」で育休を宣言した。 成沢区長は、結婚9年目の先月5日に長男が誕生した。妻(40)は、両親が経営していた印刷会社の役員を務めているが、産休中で、区長は早朝の入浴などの育児を分担。区男性職員の育休取得が0%である現状を踏まえ、議会開会中の3月を避け、4月3~15日の約2週間休むことを決断したという。 成沢区長は10日夜、ツイッターで「素直に長男の誕生を喜び、子育てを楽し