「二人は別れるんじゃないんだからね。今はどうしようもないから別々に暮らすだけ。死ぬときは一緒だからね」って涙を浮かべながら僕に告げた君。 僕がカラオケで歌ったLOSOの歌「プルンニー(พรุ่งนี้)」を横で聴きながら静かに泣いていた君。 歌い終わった僕をその場で抱きしめながら号泣しちゃって「お金なら全部あげるから私から離れないで...」って途切れ途切れに耳元で涙声でつぶやいていた君。 君は言葉どおりにタイに大きな家を建て、僕を呼んでくれて真っ先に二人で泊まって抱き合いながら毎晩一緒に眠ったよね。あの頃が夢のようだ。 kun-maa.hateblo.jp 都内の狭いワンルームマンションの一室で、僕は君を抱きしめて眠るのがとても好きだった。 夜の仕事をしていた君が夜中に帰ってきて、キスをしてからそっと僕が眠っている布団にもぐり込んでくるのも大好きだったし、酔っ払った君に電話で呼び出されて迎