会津若松市は2008年8月22日,オープンソースのオフィス・ソフトウエアOpenOffice.org導入までの経緯,経費や職員の反応などの情報を公開した。同市は2008年5月,市庁の全パソコン約850台のオフィス・ソフトを,順次Microsoft OffceからOpenOffice.orgに切り替えると発表していた(関連記事)。 導入までの経過では,2007年8月~10月にかけ,職員が試用できるように庁内全パソコンにOpenOffice.orgを導入したことなどを明かしている。2008年10月以降,事務用パソコン240台を入れ替えるにあたっては,オフィスソフトとしては,原則としてオープンオフィスのみをインストールするという。 コストに関しては,パソコンのリース期間がおおむね5年のため,対象となる840台のパソコンを段階的に入れ替えた場合を想定して,累計1500万円程度の削減を見込んでいると
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