「平成の水原勇気」こと女性初のプロ野球選手となった吉田えり投手(16=神戸9クルーズ)と、人気マンガ「野球狂の詩」の原作者・水島新司氏(69)の「ドリーム対談」が実現した。吉田の決め球ナックルボールを水島氏は「ドリームナックル」と命名。吉田と水原勇気を漫画で共演させることを約束した。水原勇気の「ドリームボール」と「ドリームナックル」の共演、さらに吉田を指名する可能性がある現役プロ野球監督とは…。漫画から現実の世界に飛び出したドリームガールには、夢がいっぱいだ。(取材・構成=村上久美子、前田祐輔) 水島氏 いやあ、やっと会えたねえ。本物の水原勇気だよ~。水原勇気を描いた時には、野球漫画の水島と言われてるからには興味本位じゃだめだと。山田久志のシンカーを参考にして「ドリームボール」と名付けた。当時は女性入団が禁じられていたプロ野球協約に、マジメに挑戦したわけですよ。まさか生きてる間に本当に…。