川越署は10日、電汽車往来危険の疑いで、川越市的場、無職、宮崎景太容疑者(20)を逮捕した。 川越署の調べでは、宮崎容疑者は10日午前7時5分ごろ、自宅アパートの前のJR川越線の線路内に、飼育していたハムスターが1匹ずつ入ったプラスチック製の箱2個を投げ込み、通過する電車に危険を生じさせた疑いが持たれている。 川越署によると、2つの箱のうち1つはJR川越線上り普通電車にひかれた。ハムスターは9日に離婚が成立した元妻がかわいがっていたペットで、宮崎容疑者は「離婚が成立して、気がむしゃくしゃしていたのでやった」と供述しているという。ハムスター2匹のうち1匹は同署が保護したが、もう1匹は見つかっていない。