普段は無害で無駄?でもいざというときに回路を守る! OPアンプの周辺回路をみていると、時々ダイオードを互い違いに接続したような回路ブロックを見ることがあります。 機能としてはダイオードの±VFの電圧以上の部分を切り取る(クリップあるいはクランプ)という動作で、非常にわかりやすいダイオード回路です。 この回路がOPアンプなどのアナログ回路に組み込まれて、どのような働きをするのかを解説します。 マンガを読む>> 顧問登場! トランジスタとダイオードで電流制限回路を作る! オペアンプからの出力を受けるICなどに、過大な電流が流れるのを防ぎたいケースがあります。 すなわち、突発的に発生する過電流や、短絡が発生したときの突入電流に対する保護を行いたいということです。 本稿では、このような目的で利用可能なオペアンプ出力用の電流制限回路を紹介します。オペアンプICにトランジスタとダイオード、抵抗を付加す