イタリア北部トレヴィーゾ県モンテベッルーナに15人ほどの小さな工場がある。世界各国の選手たちが着用するNikeのスパイクはこの工場で製作され、選手のもとに送り届けられている。海外のサイトで取り上げられていた同工場内の様子や作業風景などをご紹介する。 工場が設立された1996年当時はエンジニア2人と選手対応のためのマネージャー1人の3人体制だったというが、16年が経った今では従業員の数は5倍に増えた。ここでは、イニエスタやクリスティアーノ・ロナウドといったフットボーラーだけでなく、ロシア人テニス選手マリア・シャラポワのシューズも手掛けているという。 工場を入るとまず、ロナウジーニョのスパイクに迎えられ、その先にはインテルの長友佑都とフィオレンティーナのヴァロン・ベーラミのポスターも。