後半ロスタイム。オコイノダムバビがこの試合ハットトリックとなるゴールを決めた瞬間。澤穂希という戦術面でも精神的な面でも中心となる選手を欠く中、なでしこ達は持ち前の勝負強さを存分に発揮したのだが……。 Number Webでのアルガルベカップ開幕直前の展望コラムに、「日本にとって勝敗に一喜一憂するような大会ではない」と書いたのは、10日ほど前だった。その見解は大会が終わったばかりの今、パソコンのキーを叩いているポルトガルの地でも、変わることはない。 ただし、残された結果の奥に潜んでいる意味については、精査されてしかるべきだ。なでしこジャパンにとってアルガルベカップで得られたものとは何だったのか、それを検証したい。 まず、オフ明けで初めて迎えた国際試合であるノルウェー戦と、日本と比べて選手個々の力量が明らかに劣ったデンマークとの第2戦についてだが、これは肩慣らしのためのスパーリングマッチと見な
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