台湾で31日夜、マグニチュード6.3の地震があり、消防当局によりますと、これまでにお年寄りの女性1人が大きな揺れで転倒してけがをしました。 台湾の中央気象局によりますと、日本時間の31日午後9時すぎ、台湾東部の花蓮県を震源とするマグニチュード6.3の地震があり、台北などを含む広い範囲で揺れを観測しました。 台湾の消防当局によりますと、この地震で花蓮県に住む79歳のお年寄りの女性が大きな揺れで転倒し、足をけがして病院で手当てを受けているということです。 台湾のテレビ局によりますと、花蓮県では、スーパーマーケットで棚から商品が崩れ落ちるなどの被害が出たほか、各地で停電によってエレベーターに人が一時閉じ込められるといった影響が出ました。 また、台北近郊にある桃園国際空港ではロビーの天井の一部がはがれ落ちましたが、けが人はいませんでした。 台湾では、このところ大きな地震がたびたび起きていて、ことし