NLP関係は、理学・工学の中でもちょっと特殊で、良い研究はACLなどの一部の難関国際会議論文として掲載され、頻繁に参照されます。どれぐらい難関かというと、感覚的にはACL1本は日本の国内学会論文誌論文の3本ぐらいの価値があります。投稿時に2段組で9ページ書きますので、へたな論文誌より分量が多いのです。 これは、国内和文・英文論文誌や国際論文誌、国際会議に多々投稿してきた経験から来る実感です。ACLの採択率は20%弱ぐらいですが、世界中の研究者がその年で一番の成果をぶつけてくるわけですから、かなりレベルの高い論文の中から競争率5倍を抜けなければいけないのですから。3人査読者が付いて、みな真剣にチェックしてくるので、少しでも弱点がある論文は生き残りません。 ちょっと誇張すると、ACLに載るのは、CNSまたはその姉妹紙に掲載されるのと同じぐらいの価値があるかもしれません。CNS等にはいつでも出せ