※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。 シン・ゴジラ。封切り2日目に見て、そのあともう1回、都合2回鑑賞しました。すばらしかったですね。もうそろそろネタバレに対してうるさいことも言われないだろうし、以下の記事を読んだのをきっかけに自分も感じたことを書いておこうかなと思ったりしました。 business.nikkeibp.co.jp コントロールされたリアリティ 最初に言っておくと、この映画におけるリアリティとは、追求されるものではなくコントロールされるものだったのだろうと、わたしは思っています。完全なるリアリティを追求してしまっては、ゴジラが出てくる隙すらもなくなってしまうので、当然ではありますが。ですから、リアリティが低い場面があるということが、映画自体の評価にはつながらないと思っています。 映画の中で、ゴジラは大きく分けて3回動きますが、1回ごとにリアリ