先日、須賀社の記事を書きましたが、今日はその須賀社で行われる厄神舞(やくじんまい)について書きたいと思います。 厄神舞は毎年旧暦10月の子(ね)と牛(うし)の初日の午後8時ごろから行われます。昨年(2013年)は11月6日に行われました。 幟(のぼり)にもネズミとウシの絵が書かれています。吉部野というのは須賀社がある集落のことで、吉部野の集落の方が氏子であり、厄神舞を舞う舞子になります。 厄神舞の舞子は採物(とりもの:神事や神楽において巫女や神楽などが手に取り持つ道具)として右手に鈴、左手に太刀(木刀)を持ちます。頭には「笠の神」といって5色の色紙をつけた烏帽子をかぶり、直衣と袴を身につけます。そして、二人ずつ五調子の笛と太鼓に合わせて舞を舞います。 ↑ぶれてますが、右手には鈴を持たれています。 ここからが奇祭と呼ばれる所以なのですが、舞が進むにつれ徐々に舞子の人の舞がふらつくようになって
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