約10年ぶりの大型再編となった業界2位の三井住友海上グループホールディングスとあいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の業務提携・経営統合発表から2カ月足らずで、残された損保の対抗策が注目される中での、今度は業界3位の損保ジャパンと同5位の日本興亜損保が2010年4月の経営統合で基本合意したのですが、これが損保ジャパンと日本興亜が取り残される恐れもあっただけに、駆け込み的に再編を決めた格好になった訳です。 しかしながら、両社の筆頭株主で「モノ言う株主」である米ファンドが損保ジャパンの株式を買い増したことも明らかになったことから、今後の統合協議は波乱含みの展開になりそうだとの配信がありました。 この件に関して配信された記事は、下記の通りです。 メガ生保も巻き込む大再編に発展も? 損保ジャパン・日本興亜統合でも収益拡大不透明 (東洋経済オンライン 09/03/26 | 17:20) 約10年ぶり