サーバ向けやハイエンドのPCパーツを中心に扱ってきたUSER'S SIDE本店が、15日(火)の営業を最後に閉店することが明らかになった。閉店後はWebサイト上での通信販売と法人向けの営業と中心に展開していくとしている。 同店は秋葉原に10年以上店舗を構える老舗。ときには発売前のサーバ向けCPU、マザーボードのサンプルを入手して店頭デモを行なったり、高い静粛性をうたうHDDマウンタ「SMART DRIVE」を先んじて扱うなど、海外のユニークな製品やハイエンドなパーツをいち早く店頭に出すことで知られている。 同店は閉店の背景と理由について「DOS/V時代も終焉かとの思いもあり、このあたりが潮時かと判断いたしました」「市場の変化と、当店の販売スタイルとのミスマッチもあり、利益なき繁忙を繰り返すのみ」「専門店、対面販売という原則を守ることも困難」「もはや、専門店が成立する環境にない」と説明し