ドットインストール代表のライフハックブログ
毎年この時期になると、「東大教師が新入生にオススメするベスト100」という企画で紹介してきたが、飽きた。 ほとんど変わり映えしないリストにも飽きたし、毎年「ベスト1はカラマーゾフ!」とハヤすのも飽きた。カラ兄が最高であることはさんざん宣伝してきたから、皆さんご承知だろう(異論・反論大歓迎、これを超えるものがあるならね)。 だから、今回はスコープを広げてみる。 ■ この企画の趣旨 東京大学に限らず、新入生を迎えるにあたって、センセイたちは思うところがある(はずだ)。ゼミにくる前に、せめてこれぐらいは読んでおいてもらいたいと望んだり、若かりしころハマった本で自分語りをしてみたり。そうした願望を吸い上げているところもいくつか見つけた。以下のとおり。 リスト1 「北海道大学教員による新入生への推薦図書」 リスト2 「京都大学新入生に勧める50冊の本」 リスト3 「広島大学新入生に薦める101冊」
間違った方法でいくらハードトレーニングをしても、スポーツ選手としての成長はないように、 間違った方法で何千冊読書しても、思考も見識も洞察もたいして深まらない。 最小の努力で最大の筋力を得られる筋力トレーニングがあるのと同じように、 最小の努力で最大の見識を得られる読書スタイルというものがある。 実際、たくさん本を読んでいるのに空回りばかりしている人はよくいるし、 ほんの数冊の本を読んだだけで、驚くべき成長をする人もいる。 その違いは、具体的にはどこにあるのだろうか? よく「文章の論理構造の理解が一番大切だ」と言う人がいるが、文章の種類によっては、この固定観念が癌になる。 論理構造の理解は確かに必要なのだが、それを優先して文章を読解しようとすると空回りして不毛な誤読をして、結局、一番肝心な部分が分からないままになってしまうことが多い。 最優先でやるべきは、作者や登場人物の情動回路を自分の脳内
成毛真氏は読書家だったんですね。文藝春秋の書評欄も担当されているとのこと。今朝の日経「領空侵犯」で不況不況と大騒ぎしている出版業界は努力が足らないとお叱り。 抜粋: 活字の衰退なぞ起きていない。昔から本を読む人は社会全体のせいぜい1割。逆に4〜5割はおカネを貰っても読まない。この比率は今でも変わっていない。 いまネットの読者を奪われているのは、どちらかというと本を読まない人が買っていた大衆雑誌など。そんなものに収益を依存してきた出版社の方が悪い。 工夫すればいろんな本の売り方がある。 「文字・活字文化振興法」が成立したが、推進した人達の意図通り図書館への補助が大きく増えれば、ベストセラーでも何でもタダで読む人が増えるだけ。出版産業はますます疲弊する。 だ いたいその通りだと思う。一つだけ付け加えれば、現代は本を書いたり、それを出版したりすることで生計を立てようと考える人が増えすぎたように思
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