メキシコ・シウダフアレスで、同市が公開したアプリ「No estoy sola」を眺める少女ら(2017年7月10日撮影)。(c)AFP/HERIKA MARTINEZ 【7月12日 AFP】メキシコ北部チワワ(Chihuahua)州シウダフアレス(Ciudad Juarez)は1990年代以降、「女性殺しの街」と呼ばれ、レイプ、殺害されて砂漠に遺棄されるか、行方不明になる女性が多数いることで知られてきた。そんな同市がこのたび、女性の携帯電話が非常ボタン代わりになるアプリを公開した。 スペイン語で「No estoy sola(「私は独りではない」の意味)」と名付けられたこのアプリ。電話を振るか、ボタンをクリックすれば、緊急連絡先に通知が届き、リンクが貼られたテキストメッセージが送信されると、受け取った側は米グーグル(Google)の地図サービス「グーグルマップ(Google Maps)」で送