漫画資料の散逸防げ=超党派議連、収集センター整備へ法案 超党派の「マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟」(会長・古屋圭司衆院議院運営委員長)は、漫画やアニメの原画など資料を収集、保管する拠点施設「メディア芸術ナショナルセンター」整備を柱とする法案を22日召集予定の通常国会に提出する。原画の海外流出や散逸を防ぐのが狙いだ。 〔写真特集〕漫画家の肖像 日本発の漫画やアニメなどの質の高さは世界で認知されており、海外の映像配信会社が「日本製アニメ」の買い付け競争を繰り広げることも少なくない。早急に資料の寄贈先としてセンターを整備し、「日本の宝として保全することが必要」(古屋氏)と判断した。 同様の施設は麻生政権時代の2009年にも「国立メディア芸術総合センター」として構想が持ち上がった。しかし、野党は「国営漫画喫茶」と批判し、京都国際マンガミュージアムなど既存施設の存在を指摘。同年の政権交代後、