結局、自分は大学院に進学した。 しかし、自分は進学した分野への興味など少しもないのかもしれない。 遺伝のせいで髪が薄くなるのを危惧して発毛クリニックに行ったりと、容姿をどうにかしたいという関心しかない。 おそらく、本当は大学院に進学なんかしたくないのだろう。 何故したかといえば、就職が出来なかったというのが一つだ。 低い学歴に、イマイチな学部、脂まみれでニキビや凹みが大量にある皮膚や全体的に汚く醜い容姿での面接などで上手くいかなかった。 あと、持病があるために働いて持病が悪化したらという不安もあった。 一方で、ポジティブな理由もあった。僅かな学問への関心と世の中への疑問が一割 九割が自分自身の容姿を良くするための時間稼ぎである。 ただ、学問への関心は徐々に薄れ、基本的に容姿への関心が強まっていく。 いや、基本的にほとんどは容姿にしか興味がない。というのも、高校生の頃に持病が悪化して持病の薬
まだ、大学院の出願作業すらしていない。 大学院に行けるかも分からないため、就職先に断る作業も憂鬱にやらなければいけない。 いや、本当は行き場所がないことはどうでもいいことで、断る作業が面倒なだけだ。 大学院と就職先 どっちも嫌いだが、マシなのは大学院というだけでしかない。 それはどうでもいいことだ。 最近、家族の携帯電話の機種変更の作業を自分が行った。 出来る限り安くなるように最大限のことはやったと思う。 ただ、最新のスマートフォンで妹は碌なことをやっているようには見えない。 妹の知り合いがSNSにアップロードした写真を母に見せて、ブスだの皆から嫌われているだのと言う。 母親も呆れている。 年末に京都から東京に来て、実家で妹の行動を目にすることが多いがニュースなどを見ている様子はない。 もはや、スマートフォンで半径10メートルのコミュニケーションや色恋を楽しんでいるだけでしかない。 あとは
大学一年生のころに彼は告白をされた。 自分はキレたものである。お前だけ良い思いをするということかというのでだ。 ただ最近、彼と自分の家で卒論の執筆の合宿的なものをやっている。 その時に気づいたのだが彼は外見が自分よりも良いということだ。 これは、自分が皮膚が汚くて顔が四角いということに気づいた結果だった。 一方の彼は鼻が通っていて、輪郭も悪くなく、肌もきれいである。 自分の容姿が極端に醜いということが良くわかる。 現代社会というのは容姿が極めて大切な時代である。 いかに自分自身の利益を拡大するかということしか考えていない人間たちの闘争が行われていると言っていいだろう。 容姿が醜い自分は、そんな社会で幸せに生きていけなそうだ。
大学生活が終わりに近づいている。 就職先は無理やりあったが、結局は院に行きそうな気がする。 これも結局のところ容姿が悪い故に社会への不信が原因だったりする。 容姿が醜いから何もかも信じることが出来ない。 敢えて唯一信じることが出来るものというのを挙げれば、醜くなければ良くなるということだ。 愛が正義的なロマン主義的なものも資本主義的なものもコミュニズム的なものも信じることがなかなか出来ない。 持病や服用故に美容整形的なものも断られたりすることがある。 それゆえ科学的なものもなかなか自分を肯定してくれない。 考えてみると、自分の人生というのは容姿に悩まされてきたものだった。 中学の時から顔がはれ上がり、酷い吹き出物が出てきて悪いことばかりだった。 やはり周りの対応というのも今よりもさらに酷いものだったから容姿というのが極めて重要なのだということが嫌というほど分かる。 容姿ですべての世の中を見
世界や人類に限界が見えている気がする。 自分はとても退屈でウンザリする時代に生まれてきたのかもしれない。 何か成長するという要素が世界的に見えてこないのだ。 経済的にも文化的にもだ。 経済的には新たな開拓領域というものが中々生まれて来ない中で、ネットは巨大資本の独占状態となり国家が人々を監視するものになり果てている。 文化的にも様々な表現がマンネリ化を迎えているような気がする。 新たな斬新なものというのが生まれてきている気がしない。 イノベーションというのに期待するというが、地球温暖化すら太刀打ち出来ていないし、火星に人類は未だに到達していない。 そんな状況をどう説明するのか。 経済的にも文化的にも成長しているときというのは人々は揉めないものだ。 明日は自分の取り分が来ると期待できるからだ。 ただ、そんなときというのは世界中でとっくのとうに過ぎたのではないか。 そして、成長が停滞した中で残
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