「覚せい剤やめますか? それとも人間やめますか?」(かくせいざいやめますか? それともにんげんやめますか?)は、日本民間放送連盟(民放連)が1983年2月[1]より開始した、放送による啓蒙広告[2]「覚せい剤追放キャンペーン[1]」のために考案されたキャッチコピー[3]。 1982年11月15日[4]、民放連の番組委員会で本コピーを含む企画要項が決定された。コピーは日本テレビ放送網CM制作部所属(当時)のCMプロデューサー・田原節子により考案された[3]。翌1983年1月[4]に加盟各社の制作担当者や関係官庁に対する説明が行われ、同年2月1日[1]からキャンペーンが正式に開始された。 放送を終えたあともコピーの表現が人権問題であったという指摘が長期にわたってなされ[5]、2017年にはジャーナリストや薬物問題当事者の支援団体などの有志によって、「『人間やめますか』のように、依存症患者の人格