ディスクの大容量化が急速に進むにつれて、ディスク故障時に受ける被害はますます大きくなります。また、貴重なデータを管理するストレージの停止は、ビジネス上の大きな機会損失を引き起こします。 RAIDは、このようなディスク故障によるデータ損失を防ぎ、合わせて処理性能を向上するための技術です。 ここでは、このような「RAID」の生い立ちから仕組みまでを簡単に見てみましょう。 RAIDは「Redundant Array of Inexpensive Disks」の頭文字をとった略称で、「レイド」と呼びます。直訳すれば、「安価な複数のディスクによる冗長な配列」と判りにくくなりますが、概ね以下のように解釈されています。 「複数台の安価なハードディスクを組み合わせて、冗長化された1台のハードディスクとして管理する技術」。 要するにハードディスクを管理する技術ですが、ディスクへのデータ配置や、データの冗長化
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