7月10日から始まった「ジブリの立体建造物展」。スタジオジブリ作品でおなじみの印象的な建物のスケッチやミニチュアなどが展示されています。 撮影禁止だったためお見せできないのが残念ですが、中でもハイジの家のジオラマはふもとの町や列車まで再現されていて、見た瞬間アルムの山に心が飛んで行きそうでした。「千と千尋の神隠し」の油屋も高さ2mほどあり、映画のシーンを思い出しながらじっくりと見入ってしまいます。ちなみに油屋のデザインは擬洋風建築といって、明治の大工たちがルールおかまいなしに好き勝手に洋風建築を取り入れた遊び心を彷彿とさせるものなのだとか。 「天空の城ラピュタ」でパズーが働く鉱山のミニチュアでは、地中にこっそりとロボット兵が埋まっているのを発見し、思わず微笑んでしまいました。 たてもの園のレトロな町並みに迷い込む ©Aya Yamaguchi 会場となっているのは、都立小金井公園の中の江戸