石田ゆり子と石田ひかり、市川実和子と市川実日子、広瀬アリスと広瀬すずなど、見た目や雰囲気は似ているが、それぞれ異なる魅力で活躍中の俳優姉妹が存在する。2021年後期放送の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(以下、カムカム/NHK総合)で初代ヒロイン・安子役を務めた上白石萌音と、現在放送中の『ちむどんどん』でヒロイン・暢子(黒島結菜)の妹である歌子を好演している上白石萌歌もそうだ。 現在、姉の萌音は橋本環奈と共にW主演を務める舞台『千と千尋の神隠し』で全国ツアー中。一方、妹の萌歌は朝ドラ初出演に加え、先日放送開始となったドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)の新シリーズで5代目ヒロインの美雪役に抜擢されるなど、ますます姉妹の躍進に拍車がかかる。 これまで“妹”が“姉”の背中を追いかける形で人気俳優への階段を駆け上がってきた上白石姉妹。2016年にはミュージカル『赤毛のアン』で、萌歌