90年代以降のいわゆるニューケルトサウンドのひとつの究極の姿を世界に示したとは言い過ぎだが、それでもそれほどの功績を残したバンドがザ・コアーズだと思う。単なるポップバンドとして捉えられている面もあるとは思うんだけど、もの凄くケルティックなサウンドが散りばめられていて、それがここぞという時の必殺フレーズみたいに使われるのが堪らない。多分地元アイルランドでもこれだけケルティックなアイルランド精神を打ち出していればかなり支援されるんじゃないかな。まぁ、そういうの気にしない音楽の都なのかもしれないけど。 で、彼女たちの一番ケルティックなサウンドが出ているものとしてはカバー盤では「ホーム」っつうのがあるけど、オリジナルではやっぱりファースト「Forgiven, Not Forgotten」かな。素朴なサウンドというか、まぁ、やっぱりポップな味付けはしてあるんだけどアイルランド的な作品で原点だね。で、