たとえば、事務所でもいい音楽を聴かせてあげたいと思って千早にデカいイヤーパッドの高いヘッドフォンでもプレゼントしてあげるとしよう。たぶん、千早は一人になった時にヘッドフォンを使って大音量で音楽を聴いてくれるだろうから、そうしたら隣の部屋から使用感を聞いてみるんだよ。『千早、俺が選んで上げた新しい奴、装着感はどうよ?ちょっとパッドが大きすぎたりしてない?肩こりとかしなけりゃいいんだが…』それを部屋に入ってきた伊織が顔を赤らめながらあわてて出て行ってあずささんとかに伝わったりなんかしちゃったりしてくれると、ひじょうに嬉しい。⊂おわり⊃