日本共産党の志位和夫委員長は十八日、中越沖地震の現地調査に訪れた新潟県柏崎市で、宮本顕治元議長の死去について記者団に問われ、次のようにのべました。 志位委員長がコメント 老衰でなくなったという報を、さきほど受けました。たいへん大きな人で、大きな仕事をされた政治家だったと思います。私にとっても深い尊敬の対象でした。大きな感謝とともに、心からの哀悼の気持ちをのべたいと思います。 とくに宮本さんは、戦前獄中にあって、十二年間、反戦平和の旗を降ろさないでがんばりぬいた、これが戦後の平和につながったと思います。 それから、相手がソ連、中国・毛沢東派であっても大国の干渉に屈しない自主独立の立場を打ち立てた、この業績も大きいと思っております。 それから、いまの綱領の原型にあたる綱領路線を確定し、まず資本主義の枠内で、アメリカいいなり、大企業中心の政治から国民中心の政治に切り替えるという、いまの綱領路線の