東洋大は20日付で、窃盗の疑いで書類送検された元財務官僚の高橋洋一経済学部教授(53)を懲戒免職処分にした。 同大広報課によると事件以来、高橋元教授とは連絡が取れず、処分は代理人の弁護士を通じて伝える。同大はホームページに「教育に携わる者として許し難い行為であり、改めて大学として深く謝罪したい」とのコメントを出した。 高橋元教授は3月24日、東京都練馬区の温泉施設で脱衣所のロッカーから現金5万円入りの財布や高級時計を盗んだとして、警視庁練馬署が書類送検していた。【袴田貴行】
警視庁練馬署は30日、天然温泉施設の脱衣所ロッカーから、他人の財布や腕時計を置き引きしたとして、小泉政権時代に経済財政諮問会議のブレーンを務めた元財務官僚で、東洋大教授の高橋洋一容疑者(53)を窃盗容疑で書類送検した。 同署幹部によると、高橋容疑者は24日午後8時ごろ、東京都練馬区の「豊島園庭の湯」の脱衣所で、区内に住む60歳代の男性会社員が使っていたロッカーから、現金数万円が入った財布や、数十万円相当の腕時計を盗んだ疑い。ロッカーは無施錠だったという。 男性の届け出を受け、同署で調べたところ、防犯カメラに高橋容疑者に似た男が写っており、浴場から出てきた高橋容疑者が同署員に盗んだことを認めたという。調べに対し、高橋容疑者は「いい時計だったので、どんな人が持っているのか興味があり、盗んでしまった」と供述しているという。 高橋容疑者は小泉政権時代に経済財政諮問会議のブレーンとして郵政民営化など
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