アメリカンフットボールの関西学生リーグ2部に所属する追手門(おうてもん)学院大は4日、水野弥一総監督(74)が31日付で退任すると発表した。京大の監督として4度の日本一に輝いた水野氏は、昨春から追手門大を指導し、秋のリーグ戦で1部との入れ替え戦進出へと導いた。だが指導方針などで大学側と折り合わず、わずか1年での退任となった。 大学側の説明や水野氏によると、昨年12月末から、3年生以下の全部員39人が練習に出てこなくなった。大学側が部員に調査すると、30歳代の専任コーチ2人から練習中に威圧的な言葉をぶつけられ続けたとの訴えがあった。両コーチは1月、部員に謝罪したが、直後に今年度での契約打ち切りを告げられた。 これを受け、水野氏は「いきなり解雇はおかしい。それなら私も辞める」と辞意を表明。スポーツ推薦で今春入学する14人のことも考え、いったん翻意したが、2月末に設けられた部員との話し合いでも、
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