2カ月以上も溶岩を噴出させているキラウエア火山の活発な活動によって、一夜にして新たな島が出現した。 ハワイ島北部に出現したこの島は現地の火山観測所が航空機で調査中に発見し、米国地質調査所(USGS)が調査を進めている。島は直径20~30フィート(約6~9メートル)で、ハワイ島からわずか数メートルしか離れていない。 この小さな島は、上向きの圧力によって溶岩が噴出してできた海底の溶岩ドームによるものだと専門家は考えている。島は、「フィッシャー8」と呼ばれる割れ目から噴出し太平洋に流れ込んだ溶岩の一部らしい。 新しい島が出現したことは、いかに地球が不安定で地理的な変化が急速に起きるかという事実を示している。突然現れたこの島は、同じように突然消えてなくなる可能性もある。しかし、フィッシャー8が引き続き溶岩を噴出させてハワイ島と新しい島が結合するというシナリオが最も現実的だろう。 新しい島が独立した