イタリアの古代ローマ都市ポンペイで発掘された、古代ローマ時代のファストフードカウンターとも言える「テルモポリウム」(2020年12月26日提供)。(c)AFP PHOTO / POMPEI PRESS OFFICE 【12月27日 AFP】イタリアの古代ローマ都市ポンペイ(Pompeii)で、フレスコ画が描かれた「テルモポリウム」が非常に優れた保存状態で発見された。テルモポリウムは、現代のファストフードカウンターのようなものだという。考古学者らが26日、明らかにした。 多色の柄で華麗に装飾されたカウンターは、昨年一部が発掘され、その全貌を明らかにするため発掘が続けられていた。 作業の最終段階では、ワインや温かい飲み物と一緒に提供するマガモやおんどりなど、食事メニューにあったとみられる動物の描写を含む静物画が複数発見された。 他にも、陶器鍋の中からは、カモの骨の破片や、ブタ、ヤギ、魚、カタツ
![「ローマ時代のファストフード店」発掘、状態良好 ポンペイ遺跡](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3144fecd8b2f444fec4953b125ea079d2c199695/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F4%2F1000x%2Fimg_44007a68e1d7bffb8d5e40b52c740523377799.jpg)