香川真司と乾貴士。 日本が世界に誇るタレントは、お互いがピッチに立ってこそ力が発揮する“ゴールデンコンビ”であることを実証してみせた。 ロシアW杯前最後のテストマッチとなったパラグアイ戦。西野朗監督はスイス戦からスタメンを10人入れ替え、香川と乾はスタメンとしてピッチに立った。パラグアイ戦のスタメンは現状では“控え組”の位置づけだが、その序列をひっくり返す可能性が出るほど、この2人は躍動感あるプレーを見せた。 もちろんW杯に向けて本気モードで臨んだスイスに対し、パラグアイはW杯に出場せず、はっきり言ってプレーは緩かった。 だからこそ、4-2というスコアでの勝利を手放しに喜ぶことは出来ないが、2ゴールを挙げた乾は、左サイドから切れ味鋭いドリブルとボックス内での勝負強さを見せた。1ゴール2アシストをマークした香川もトップ下で常に動いてスペースを作りながら、ワンタッチプレーで攻撃のリズムを作り出