5月25日に帰国し、欧州組を対象とした日本代表の事前合宿に参加した原口元気は、合流2日目の26日、吉田麻也や長友佑都ら全体練習組に加わり、精力的に汗を流した。ブンデスリーガでの厳しい戦いを終え、心身ともに疲労が出てもおかしくないなか、「ツラいですけど、自分たちのためになる練習ができている」と充実感を覗かせた。 原口は前夜、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督と個人面談を行なったという。指揮官はキリンカップのメンバー発表の際、「昨日、たくさん話しました。右SBに入れた時に(起用の意図を)理解していなかったので、彼にもう一度説明しました」と話している。右SBに入れた時、とは昨年9月に行なわれたワールドカップ2次予選のアフガニスタン戦のことだが、原口は「あの時はやったこともないポジションだったから、なんで?と思った。時間的にも短かったし、理解する前に終わってしまった……」と振り返る。 ハリルホジッチ監