【インタビュー】酒井宏樹が語るマルセイユでの成長、W杯への想い、そして未来とは(前編) 2018.05.16 フランスのサッカーファンで、マルセイユのDFサカイを知らない人はいない。昨シーズンは入団初年度にして、フィールドプレーヤーでナンバーワンの出場時間を記録。2年目の今シーズンは、負傷者が多発した左サイドバックも任されるなど、リュディ・ガルシア監督から絶大な信頼を受け、酒井宏樹はフランスで最もプレッシャーが厳しいと言われるこのクラブで、たくましく“マルセイユ戦士”として成長を続けている。 ロシア・ワールドカップ開幕を2カ月後に控えたこの日は、奇しくもヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任が発表された翌日だった。 インタビュー・文=小川由紀子 写真=小川由紀子、ゲッティ イメージズ ■マルセイユで気づいた「一対一」の本当の意味 ――W杯のグループリーグで日本が対戦する相手は、サイドアタッカ