実にスコアは、7-2。 久しぶりに「強い日本代表」を見た。キリンカップのブルガリア戦は、日本の完勝だった。 単にスコアだけの話ではない。 守備では高い位置からのプレスで相手の攻撃を抑え、攻撃では互いが連動してポジションを動かし、きれいに崩し切ったゴールをいくつも生んだ。"日本らしい"という意味においても、非常に質の高い内容の試合だった。 「素晴らしい試合。このようなハイレベル(なプレー)が見られるのは稀(まれ)なことだ」 試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がそう語ったのも当然だ。特に前半は、これだけ見事な試合内容の日本代表を見るのはいつ以来だろうと、頭の中で記憶を辿(たど)らなければいけないほどの出来栄えだった。 なぜ日本代表は、これほどの試合ができたのか。その要因を挙げるとすれば、キーワードはふたつ。「2列目の機動力」と「ロングボール」である。 この試合、本田圭佑をケガで欠いた日本代
7-2。 試合前、いったい誰がこんなスコアを予想しただろうか。 ブルガリアには2013年5月30日の試合で0-2で負けており、トータルでも4敗1分けと決して相性がいい相手ではない。今回も接戦、もしくは苦戦さえも予想された。だが、蓋を開けてみれば日本の怒涛のゴールラッシュ。前半だけで4得点を挙げ、勝負を決めた。そのお膳立てをして、勝利に貢献したのがボランチの柏木陽介と長谷部誠だった。 「ブロックを作って守備から入ろう」 ハリルホジッチ監督がスタートで出した指示は、しっかり守ってカウンターを狙うというものだった。だが、ブルガリアがまだ試合に入り切れていない様子を見て、日本は前線からプレッシャーをかけていった。その時、前線で攻撃的に動いたのが柏木だった。 何回も練習してきた柏木から岡崎へのクロス。 前半4分、岡崎慎司に出した左足のクロスは素晴らしいパスだった。この時、香川真司からパスを受けた柏木
「圭佑(本田)は確かにチームにとって非常に重要な選手。彼がいなかった時、前回の最終予選もそんなに勝率が良くないということが結果として出ている。それはチームとして良くないことだと思う」 日本代表のキャプテン・MF長谷部誠(フランクフルト)が3日のキリンカップサッカー2016準決勝・ブルガリア代表戦前日に強い危機感を吐露した通り、このゲームは本田という攻撃の大黒柱を欠く逆境をいかに跳ね返すかが最重要テーマと位置づけられた。 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はこの日、1トップに岡崎慎司(レスター)、右FWに小林悠(川崎フロンターレ)、トップ下に香川真司(ドルトムント)、左FWに清武弘嗣(ハノーファー)、ボランチに長谷部と柏木陽介(浦和レッズ)を据え、予想通りの攻撃陣を選択。新たな攻めのバリエーション構築を期待して、ピッチに送り出した。 その思惑がいきなり結実し、開始早々の4分に岡崎が得意のヘッドで
サッカー日本代表は24日、埼玉スタジアム2002でワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼アジアカップUAE2019予選のアフガニスタン代表戦に臨む。試合を翌日に控えた23日、選手たちが会場で練習を行った。 アウェーで6−0の大勝を収めた相手ながら、各選手たちはそれぞれに強い思いを持って試合へと臨む。久しぶりの代表復帰となったハーフナー・マイクは「絶対に結果を残したい」「高さはチームの新たな武器なので生かしたい」と代表定着へ向けて意気込んだ。また、柏木陽介は「自分の強みを示すチャンス」とコメント。「パスでチームを動かしていくことを心掛ける」と自身の役割を語った。 「代表に定着できるように練習からアピールしたい」 (練習で高さを生かすような練習があった?)はい、いろいろとやりました。(監督の指導で新しい発見はあった?)アップから100%でやることを求められるので、あらためて意識高く取り組むこと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く