「2017年は成長した自分を見せる重要な年だと思っている」 レッドブル・ザルツブルクに所属する南野拓実の決意の2017年がいよいよ幕を開けた。 「日本代表、そしてより上のリーグに行く。自分がこの国で『圧倒的な結果』を残せば、それは必ず実現すると思っています」 圧倒的な結果。それはつまりゴールであり、アシストという目に見える結果である。もちろん結果を出すのはどの国でも、どのチームでも重要なことだ。しかし、なぜ南野は「圧倒的な」という言葉をつけたのか。それはすぐに明らかになった。 「正直、オーストリア・ブンデスリーガは、やっぱりあまり注目されていないな、と感じることが多いんです。ドイツ、イングランド、イタリア、スペインなどの情報はすぐに日本に届く。久保裕也選手もスイスからベルギー1部に行って、デビュー戦でゴールを決めたら、そのニュースがすぐに出ましたよね。そういう面で歯がゆさはあります」 オー