少年時代のプーチン 母のマリア・イワーノヴナとの写真(1958年7月) 父のウラジーミル・スピリドノヴィチ 祖父のスピリドン 1952年10月7日、ソビエト連邦の一部であるロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)にて、父ウラジーミル・スピリドノヴィチ・プーチン(1911年2月 – 1999年8月)と母マリア・イワーノヴナ・シェロモーワ(1911年10月 – 1998年7月)との間に誕生する。両親が41歳の時に第三子として生まれた。2人の兄はいずれもプーチンが生まれる前に死亡(1人目は1930年代に幼くして、2人目はレニングラード包囲戦の間にジフテリアで死亡)していたため、プーチンは一人っ子として育った。父は活動に熱心な共産党員の無神論者で、母は工場などで働く信仰心が深いロシア正教徒だった[21]。父はソビエト連邦海軍に徴兵され、1930年代には潜水艦