[モスクワ 21日 ロイター] ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの主要新興5カ国(BRICS)は、国際通貨基金(IMF)内での発言権が十分拡大されない場合、独自に危機予防・対応のための共同基金の設立を目指す可能性があることが分かった。ロシアのストルチャク財務次官が明らかにした。 BRICS首脳は先のメキシコ・ロスカボスでの20カ国・地域(G20)首脳会議で、IMFの投票権改革への要求を条件として付与した上で、5カ国がIMFの財源強化に向けて750億ドルを拠出する意向があると表明。またそれぞれの国の財務相・中央銀行総裁に対し、通貨スワップについて検討した上で、来年南アフリカで開くBRICS首脳会議で報告するよう求めていた。 ストルチャク次官は記者団に対し、「BRICSが(IMF改革の過程で)無視されないよう要求できる段階に達したことは明白だ。通貨スワップの問題、また将来的に可能性が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く