正式名称 Strategic Approach to International Chemicals Management 背景 1990年代中頃からの、化学物質によるリスクを削減するためのさらなる手法の必要性や、化学物質に関する国際的な活動をより調和のとれ効率のよいものとすべきとする議論等を踏まえ、2002年のUNEP管理理事会において、国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM)が必要であることが決議されました。 2002年のヨハネスブルグサミット(WSSD)で定められた実施計画において、2020年までに化学物質の製造と使用による人の健康と環境への悪影響の最小化を目指すこととされ、そのための行動の一つとして、SAICMを2005年末までに取りまとめることとされました。 これまでの経緯 SAICM策定に向けた具体的な議論は、UNEPを事務局として、3回にわたる準備会合、地域