世界日報本社ビル占拠事件1983年 (昭和58年) 10月1日、統一教会は副島の編集長解任を目的に、渋谷にある世界日報本社ビルの社屋を占拠する事件を起こした。 国際勝共連合理事長:梶栗玄太郎ら約百人が東京都渋谷区の世界日報社を占拠し社員を監禁、暴行した。この際に世界日報の社員約十名にけがを負わせた。記者達が殴られ、多数の負傷者が出、警官80人が出動した。同年10月5日に副島は辞任に追い込まれ、10月7日には、井上博明 (元・世界日報社営業局長) と共に統一教会/統一協会を除名された。一方、副島解任後の経営陣は、「社内の権力主義者が社長を解任するなど会社乗っ取りを画策したので阻止した」と主張した。 副島襲撃事件副島の告発手記を載せた『文藝春秋』は1984年 (昭和59年) 6月10日頃には全国の店舗に並んだが、その直前の6月2日夜、副島は帰宅途中、東京都世田谷区にあった自宅マンション近くの路