様々なジャンルの表現者に話を聞く『対話の庭』シリーズを再開します。復活第1回は、2007年の静岡舞台芸術センターと今年春のフェスティバル/トーキョーで、平田オリザの『転校生』を演出し、本格的に演劇活動を再開したこの人。7月31日からリトルモア地下で、多田淳之介の『3人いる!』を12バージョンで日替わり上演、というまたまた冒険的な試みが始まります。公演を準備中の飴屋さんに近況を含めてお話を伺いました。 コーネリアスのライブ会場や、最近も新宿・花園神社での唐組の赤テント公演などで飴屋さんの姿はお見かけしていたのですが、声をおかけするきっかけもなく、今日初めてお話しさせていただきます。2年前にSPAC(静岡舞台芸術センター)秋のシーズンで、フェスティバル/トーキョーのディレクター相馬さんと一緒に飴屋さん演出の『転校生』(作:平田オリザ)を見ました。現役の女子高校生たちが演じたこの作品を見て、帰り