この1ヶ月、微妙に体調を壊して大変だった。 きっかけは、虫歯で歯を抜いたこと。10月前半だったかな? 抜歯跡にバイ菌が入ったのかどうか知らないが、ひどい歯肉炎になってしまい、夜も眠れないほどの痛み。 最初に処方された抗生物質が効かず、どんどん悪化して、歯茎にフジツボのような腫れが三つ横並び。気持ち悪い。 そのタイミングで、ノドもやられてしまい、そこから派生して頭痛も。日常生活に支障をきたすレベル。精神状態も最悪に。 そんな生活を送る中で、いっとき痛みを忘れさせてくれたのは、歯医者の待合室で読み始めた一冊の小説でした。 このたび文庫化されたのを機に購入した、窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」。 高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが──。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生
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