世界初、光合成する「人工の葉」の開発に成功…人類の宇宙進出に期待 無重力では地上の植物はうまく育たないため、長期の宇宙ミッションでは効率的な酸素供給が課題の1つとなっています。 世界初となる、光合成する人工バイオリーフがロンドンで開発され、今後の宇宙進出に期待が持たれています。 1. 開発したのはロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学の卒業生であるジュリアン・メルキオッリ氏。 2. ベースとなるのは、シルクの原材料である生糸(蚕の繭)。 3. 生糸から抽出したタンパク質には分子を安定させる驚くべき性質があるといい、タフツ大学のシルク研究室と共同で開発されました。 4. このタンパク質の素材に植物から抽出した葉緑体を注入。 5. すると生糸のタンパク質の性質によって葉緑体が閉じ込められ、人工の葉として機能するとのことです。 6. 光を当てると植物と同様に、水と二酸化炭素から酸素が生成されます。
「天体の形は丸いもの」という常識にとらわれないで他の形状をもつ可能性はないのか?という命題は古くから天文学者の間で考えられていたようです。そんな命題に挑戦するかのように「ドーナツ状の地球」が存在したらどんな世界が広がっているのかについて科学的知見から検証する試みが行われています。 Andart: Torus–Earth http://www.aleph.se/andart/archives/2014/02/torusearth.html オックスフォード大学の人類学者であるアンダース・サンドバーグ博士は自身のブログ「Andart」で「ドーナツ地球」について重力、日照時間、気候などについて検証しています。 ◆極と赤道 地球には北極点と南極点の二つの「極」が存在します。また、北極点と南極点から等距離の円周上を「赤道」が走っています。しかし、ドーナツ上の天体では地球と同じようには極・赤道は存在し
今回のテーマ:月探査。地球に最も近いとはいえ、38万4000kmも離れている月。中国が2013年12月に無人探査機を送り込むことに成功したが、これは実に38年ぶり。1976年に旧ソ連が月へ送り込んで以降、途絶えていた。 2013年12月14日、中国3機目の月探査機、嫦娥3号が月面の虹の入り江に軟着陸した。無人探査機の月面着陸は旧ソ連のルナ24号以来38年振り。中国は、ソ連、アメリカに次いで月面に探査機を軟着陸させた3番目の国となった。翌15日、嫦娥3号から無人探査車“玉兎号”が発進した。嫦娥3号と玉兎号は、2014年1月現在、月面の探査を続けている。 いったいなぜ、中国は月探査に力を入れるのか。メディアには「中国の国威発揚」「月面資源を狙っている」といった分析が出たが、それは本当なのだろうか……。 中国の狙いは核融合の燃料? 月の資源としてもっとも有名なのが、ヘリウム3だ。通常のヘリウムは
By Christopher 地球の近くを周回する小惑星の地中に大量に存在するとされるレアメタル(希少金属)を宇宙ロケットとロボットを利用して採掘して地球に持ち帰るという計画が進められていますが、研究の結果では当初の予想を下回る採掘量しか得られないかも知れないことが明らかになってきました。 BBC News - Few asteroids are worth mining, suggests Harvard study http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-25716103 小惑星の資源採掘に関してはGoogleのラリー・ペイジ(CEO)が出資して支援を行うプラネタリー・リソーシズ社などが開発計画を明らかにするなど、地球上では貴重なレアメタルを獲得するための手法として注目が集まっていますが、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのマ
宇宙ゴミの回収に向けて香川大学が開発を進めている小型衛星が来月、JAXA=宇宙航空研究開発機構のロケットで打ち上げられるのを前に、宇宙で行う実験の内容が公表されました。 宇宙ゴミは宇宙空間を浮遊する役割を終えた衛星やロケットの破片などで、特に地球の周回の軌道上では、衛星との衝突事故や地球上への落下などが懸念されています。 このため香川大学工学部の能見公博准教授の研究グループは、宇宙ゴミの回収などに生かそうと4年前から小型衛星「STARS-II」の開発を進めていて、来月28日にJAXAのH2Aロケットで打ち上げられ、宇宙空間で初めての実験が行われることになりました。 21日は、打ち上げを前に大学で実験の詳しい内容が公表されました。 小型衛星はそれぞれ16センチ四方の親機と子機をテザーと呼ばれる金属製のひもでつないだ形で、実験ではデザーを300メートルほど伸ばしたり、テザーに電流を流すことで磁
こと座の方角約1200光年のハビタブルゾーン内部にあると考えられているスーパーアース「ケプラー62f」の想像図(撮影日不明)。(c)AFP/NASA AMES/JPL-CALTECH/TIM PYLE/HO 【1月8日 AFP】天文学者らが「スーパーアース(巨大地球型惑星)」と呼ぶ惑星は太陽系の外に数多く存在するが、これらの惑星に関する研究が進めば進むほど、相対的に地球がますます「風変わり」な存在に感じられてくる──。 天文学者らは、銀河系内のどこかに生命が存在することの示唆が得られるかもしれないと期待して、これまでに約3000個に及ぶ惑星のカタログ化に熱心に取り組んできた。地球の1~4倍の大きさの惑星は、米航空宇宙局(NASA)のケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡で発見された惑星候補の約4分の3を占めていると考えられている。 だが米首都ワシントン(Washington D.C.)郊外で開
というわけで前回の勿体ぶった前置きに続き、やっとワッシュさん提供:「SF映画ベストテン!」に行ってみたいと思います。 1位:地球に落ちてきた男 『地球に落ちてきた男』は、滅亡に瀕した故郷の惑星を救うために、たった一人で地球に訪れた異星人の孤独と漂泊の物語だ。この映画は、「自分の居場所はここではなく、どこか他の場所にあるのかもしれない」ということ、そして「でもだからといって、そこにはもう帰れないのかもしれない、自分は、場違いな場所で生き続けるしかないのかもしれない」というテーマを描いていた。「愛してくれている人は本当は君の事なんて何も理解してなくて、そして、本当に愛していた人達は、もうとっくに死んでしまっているのかもしれない。」、そして、「つまり、君は一人ぼっちで、孤独で、理解不能な有象無象の中で、一人で生きなくちゃならない」という《孤独》についての物語であり、「音楽を作ってみた。死んでしま
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