タグ

菊地成孔に関するneririumeneriのブックマーク (1)

  • コイトゥス再考 菊地成孔

    菊地成孔の性愛論がいかなるものか、純粋に興味があった。 ご存知、反骨のジャズメン、また闘争する文筆家として、ゼロ年代の寵児となった自称「20世紀人」。「カッコつけるな」、「あるがままこそ素晴らしい」といった脱バブル的で素朴な倫理に育てられた筆者のような世代の男子に、「カッコつける」ことは「カッコいいのだ」ということを極めてシンプルかつ実践的に教えてくれたのがこの人である。 その佇まい、芳香、あるいはペダンティックな饒舌も含め、彼を構成する全てのイメージにはある種の“優雅”がある。時にその有無を言わせぬ「カッコよさ」ゆえ、イケ好かない俗物と評されることもあろうが、彼の内においてはきっと俗と聖が矛盾なく混在しているのであって、言うなれば菊地成孔とは聖性を孕んだスノッブであり、即ちそれこそ“優雅”であるということなのだ。 さて、当世きってのダンディーはエロスになにを語るか。キーワードは「多形倒錯

  • 1