グラスの中にプカプカ浮かんでいるのは、流氷に乗ったペンギンとシロクマ!涼しげでほのぼのとした気分になれる、ロックアイスです。ゆらゆらゆっくり溶けていく氷を眺めながら、雄大な氷の大地、厳しい大自然に思いを馳せる・・・。うーむ、癒されます。こんな氷で飲み物をサーブされたら、夏のイライラも少しは和らぎそうです。 この氷を作れる製氷器をデザインしたのは、プロダクトデザイナー、林篤弘氏。2009年の東京デザイナーズウィークで作品が発表され、多くの注目を集めました。今回、満を持しての製品化です。シロクマにペンギンという、氷をすぐさま連想させる明快なモチーフには、遊び心を持たせつつも、地球温暖化へのメッセージが込められています。 「ハート型や星型などいろんな形の氷が作れる製氷皿はあるものの、溶けるとその可愛い形は失われてしまう。そこで、溶けることに意味のあるものをデザインしたらどうだろうと考えたのが、デ