これで、基本を理解してもらったと思います。 さて、基本を理解したところでここからは応用編。 いい音、針の持ち味を引き出すためには、針圧の設定が必要になります。 そのため、自分にあった音を出すためには針圧を変える必要があるのです。 実際、針圧を変えるとどのような効果を生み出すのでしょうか? 比べてみましょう。 はじめに、針圧を軽くしてみるとどうなるでしょうか? 針圧を軽くすると、針にかかる圧力が小さくなるのですから、レコードへの負担は軽減されます。 さらに、高音のぬけがいい音がでるといわれております。 しかし、針圧を軽くしてしまうと、針飛びがしやすくなり、環境(微風)などの些細な音もとってしまうことがあります。 また、低い音が弱いと感じられるかもしれません。 逆に、針圧を重くしてみたらどうなるでしょうか。針にかかる圧力が大きくなるのですから、針飛びがしにくくなります。 そして、低音が効いた音