京都府宮津市で5歳の長女が母親と内縁の夫に殴られ意識不明の重体となっている事件で、傷害容疑で逮捕された母親の林真理子(24)と無職で内縁の夫の藤井啓二(26)の両容疑者が、お仕置き部屋と呼ばれる6畳間で「40分から1時間かけて背負い投げや頭上から落下させるなどの暴行を加えた」と供述していることが12日、捜査関係者への取材で分かった。 府警の調べでは、一家は7月11日午後7時ごろから夕食をとっていたが、長女だけが別室の6畳間のお仕置き部屋で食事をとらされていた。藤井容疑者が様子を見に行った際に、すでに長女が食事を終えていたことに腹を立て、林容疑者とともに暴行を加えたという。 府警によると、藤井容疑者は「頭上から長女を落とした後に、いびきをかき始めて、けいれんし始めた」と供述している。長女は現在も意識不明のままで、両容疑者とも反省の言葉はないという。 【関連記事】 「日本酒飲ませ水風呂