東海テレビ放送(名古屋市)が4日午前に放送した情報番組「ぴーかんテレビ」の岩手県産米視聴者プレゼントのコーナーで、「怪しいお米 セシウムさん」などと不適切な表記のテロップを誤って流したトラブルで、同社は5日、番組を休止し、司会の男性アナウンサーが「岩手県、福島県の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げます」と改めて謝罪した。 謝罪は番組開始の午前9時55分から約2分半行われた。アナウンサーは「ふざけ心ではすまされない大変不謹慎な表現をしたことに大きな問題がありました」としたうえで、「風評被害を食い止めるべく、細心の注意を払わねばならない私たちが、誤解を招きかねない放送をしたことを重く受け止め、反省しています」と頭を下げた。その後、午前11時半までアニメを放送した。 同社はトラブルの原因究明のために社内に対策本部を設置。来週以降の「ぴーかんテレビ」の放送については、「現時点では未定