テレビ：「昭和」の象徴 アナログから地デジへ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)「チャンネル回して」－－。うっかり言ってしまっても、平成生まれには通じない。テレビからチャンネルが消えたのはいつだろう。２０１１年７月２４日、テレビがアナログから地上デジタルへ完全に移行。映像の受信技術が革新されるとともに、受像機そのものも、テレビをとりまくライフスタイルも、この半世紀で大きく変わった。 日本でテレビ放送が始まったのは１９５３（昭和２８）年。それより１４年前の１９３９（昭和１４）年、放送協会がテレビ受像を一般に公開すると、新聞は「眼で聴くラジオ」とその技術をたたえた。 本放送から３年、１９５６（昭和３１）年の経済白書は「もはや戦後ではない」とうたい、テレビは冷蔵庫、洗濯機と並ぶ「三種の神器」と称され、各家庭に浸透していく。 皇太子さまの結婚（１９５９＝昭和３４年）、東京オリンピック（１９６４＝昭和３９年）、大阪万博（１９７０＝昭和４５年）。ビッグニュースが流れるたびに、テレ
