岐阜県東濃西部に位置する美濃焼は、伝統的焼き物をつくる一方で、自動成形ライン、トンネル窯、絵付け転写などの量産技術・設備の導入によって国内有数の大産地に成長してきました。 いいかえれば大量生産・大量消費・大量廃棄といった20世紀型経済システムを背景に発展してきた産地ともいえます。 作り・売ることの社会的責任、ただ単に作り・売るだけではなく、使い終えた後もきちっと責任がもてる産地、「ごみ」の発生を少しでも抑制し、貴重な資源を大切に使い、 少しでも自然環境へのダメージを軽減させるモノづくり・・・・こんな産地形成をテーマに、陶磁食器の資源循環ループの創出をになう有志企業、 リサイクル技術や素材を研究する地元の公設試験研究機関、リサイクル活動を支援する地元行政、環境技術やエコデザインをサポートする専門家などが集い、 グリーンライフ21・プロジェクト(GL21)を構成しています。 グリーンライフ21