DREAMS COME TRUE「ATTACK25」特集のラストを飾るのは、中村正人の単独インタビュー。新作の話題はもちろん、創作の秘密やアメリカ進出で経験した挫折など、25年間の紆余曲折を語ってくれた。 いや、実は25周年はまったく意識してなかったんですよ。 ──そうなんですか? もう忙しくて。20周年のときは早くからいろいろ考えてたんだけど、ここ数年はDREAMS COME TRUEを存続させることに必死でしたから。CDというプロダクツが死を迎えてからは、加速度的なんて甘い言葉じゃ表せないくらいのスピードで状況が変化したので、その対応に追われてたんです。 ──そんなにシビアな認識を? はい。やっぱりCDだけで食べていくのはもう無理なので。 ──CDが一番売れていた時代、ドリカムはそれを象徴する存在だったと思うんです。その中村さんから見てもCDはやはりもう厳しいですか。 レコード会社の人